アライグマ被害九州で

ここ数年、九州でアライグマによる農作物に被害が増しているそうだ。捕獲数は5年前に比べ7倍にも増え、生息範囲も徐々に広がってきているという。
出没し始めたのは8年も前になるが、頭が良く凶暴なアライグマは捕まえるのも難しい。
佐賀県佐賀市でブルーベリーなどを栽培する農家は「いくら捕まえても減らない。駆逐不可能、手に負えない」と話した。
被害は県果樹試験場でも深刻で、果樹の3割ほどが食害を受けた年もあった。繁殖しているようで子どもの数も年々増加が確認されている。電気柵などより強力な対策がもとめられる。
稲富和弘副場長は被害が増えている原因を「山づたいに行動するイノシシとは違い、トラックの荷台にまぎれ込み、広範囲にわたって移動しているのではないか」と推測している。
アライグマは外来種で、ペットとして輸入された種が野生化して日本に根付いた。可愛らしい見た目とは反対に、回虫や狂犬病をまき散らす原因にもなるので危険だ。少しでも被害が食い止められれば良いのだが。