ワグナーJR

ドクトルワグナーJRは、カシンとのタッグが印象に残っているが、実は80年代にも新日に参戦している。
父のドクトルワグナーも名選手で、ルチャの英才教育を受けた様だ。
シルバーキングが弟だというのも初めて知った。
更に、シルバーキングは3代目ブラックタイガーでもあったのだ。
ワグナーJRはどことなくコミカルな動きをしていた様に記憶していたが、大変な実力者である事は間違いない。
受け身の技術も高く、単なるルチャではない。ジュニアヘビーのリミットである100kgを恐らく超えていたのだろうが、それにしてもワグナーJRの評価が下がる事はない。

兄弟

ジョージ高野と高野俊二。
俊二の方が兄のジョージより体も大きく、バネもあって期待されていた様だが、レスラーとして大成したとはとても言えない。
S・SマシンとのシングルをYoutubeで観たが、完全にジョバーにされている。
あまり練習もしなかった様だ。一流の素材なのに大変勿体ない。
シャープ兄弟を初め、各的にはほぼ同等という兄弟タッグが多い中、高野兄弟の場合はジョージがコブラで売っていた事もあるのだろうが完全に俊二は下の扱いだったと思う。

ボブバックランド

NWAからWWFに移籍し、全日でも新日でも活躍したバックランド。
人の好さそうな笑顔が印象的だ。
第二次UWFやUインターにも参戦していたというのは驚き。
バックボーンとしてアマレスの下地がしっかりあるからこそ、アメプロも王道もストロングスタイルもUスタイルもこなせた、という事だろうか。

四天王の幕引き

全日四天王で事実上、最後の現役レスラーだった田上明が引退試合を行った。
試合後には小橋と、現在は飲食店で自ら厨房に立つ川田、そして三沢の位牌と、リングインして四天王が揃った。
これは感動的なシーンだろう。
三銃士の方も武藤の試合登場はどんどん減っていくだろうし、蝶野もほぼリタイア状態。
時代は変わっていく。

猪木&アンドレVSマシン1号・2号

日本で猪木とアンドレが組んだ試合。
マシン1号・2号相手に少し手こずりながらも、最後はアンドレがピンフォール勝ちを収めた。
試合後猪木がアンドレに握手を求めると、最初は応じない。
マネージャーが強引にアンドレの手を取って握手させる。
すると猪木がアンドレの手を上げて称えるアピール。
憮然とした表情のままのアンドレだが、猪木がガッツポーズするとそれに合わせてガッツポーズ。
それを何度か繰り返す。アンドレが猪木をパートナーとして認めた瞬間なのか。
新日時代、日本ではヒールだったアンドレの、面白い演出だった。

ハルク

ホーガンは、ハルクホーガンというリングネームになってからの初戦はテッドデビアスだったのだそうだ。
いきなりデビアスで、しかも勝利で飾り、その試合含め20連勝する。
1980年代初期には新日本に参戦、またたく間に人気となった訳だが、WWFでも既に花は開いていた。
ホーガンはその時その時にあった自己プロデュースをする。
40歳を過ぎて突然ヒールターンしたのも、全盛期とは違うインパクトを与える為だっただろう。
ホーガンの生き方にはキャリアの積み方のコツが、沢山詰まっている。

何故かカネックは

何故かエル・カネックは日本では扱いがどんどん悪くなっていった。
元々はルーテーズからタイトルを取った選手で、アンドレをボディプレスで投げたり、とにかく活躍していた。
日本でも初期の頃こそ、タイガーマスクとドローになったり藤波と抗争したりしていたのだが、IWGPリーグでは白星配給人に甘んじ、若手時代の武藤などのジョバーにもなった。
逆にカネックが活躍していたのを知ったのは、つい最近になってからだ。
どちらにしても、メキシコでは英雄なのだ。
勿体ない選手だ。

ブック破り

主なブック破りとして力道山VS木村があり、小川VS橋本がある。
北尾をハイキックでKOした高田の件も有名だ。
他にも色々あり、ブック破り疑惑の試合も多い。
結果以外のところでの細かいブック破りは、もっと沢山あったのだろう。
シュートに強く、ジョバー役の選手が仕掛ける事が多い。
予定調和が崩れる時の緊張感もまた、魅力の一つではあるが後味の悪さは残る。
観ている方は欲張りなものだ。